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木村拓哉81億円、香取慎吾43億円。中居正広は果たして―木村が81億円というが、木村の宣伝もなりふりかまわないものだった。何が何でも映画をヒットさせたいーー。SMAPの中居正広(36)が必勝態勢だ。
中居は11月22日に主演映画「私は貝になりたい」の公開を控えている。同映画は1958年に放送されたTBSの名作ドラマのリメーク。中居は役づくりのために丸刈りにして気合を入れていた。
そんな「貝に」の前売り券を9月末からスタートしたSMAPのコンサートツアーの会場で販売している。それも全部で5種類ある会場限定の映画のオリジナルポスター付きで、チケットを同時に5枚買わないと全5種類が手に入らない仕組みになっている。すべてのポスターが欲しいファンは5枚買うから、通常販売に比べて単純に5倍のチケットが売れる。
販売は今月の京セラドーム大阪3日間、11月の福岡ヤフードーム3日間と公開の直前まで続く。
「それだけSMAPサイドは必死になっているんです。SMAPのメンバーが出演した映画は、木村拓哉の『HERO』が興収81億円、香取慎吾の『西遊記』が43億円のヒットを記録しました。中居の『貝に』もみっともない結果にすることはできない。今年5月に公開された草なぎ剛の『山のあなた?徳市の恋』が3億円程度と伸び悩んだだけになおさらです」(マスコミ関係者)
中居はTBSの北京五輪キャスターの評判が悪かった。映画の出来が気になるところだが。
昨年5月に開かれた「カンヌ国際映画祭」には、『HERO』と『西遊記』のPRで、木村と香取慎吾がカンヌ入りした。
「聞けば木村拓哉は呼ばれてないのにカンヌに行くんだろ。勝手にブース作って参加しちゃうんだろうけど、何だかなぁ」というのはビートたけし(「東京スポーツ」2007年5月22日付)。
「ブース作って......」というのは、マーケット用ブースを借りて映画を見せる飛び入りのデモンストレーション。場所が場所だけにPR効果はあるといわれている。しかし、勝手にやってることなので何をやろうが賞レースとは一切関係ない。そもそも、この時点で『HERO』は完成していなかった。
それだけでは足りなかったか、木村と香取は目抜き通りを日本のマスコミを連れて練り歩いたり、ホテルの植え込みで会見を開いたりしてカンヌの人々を騒がせた。木村に至っては、地元の通行人にジャニーズ事務所では御法度であるはずのサインまで行ったという。
もっとも、それによって、逆に彼らがカンヌでは全く無名の「非国際派スター」であることが判明したからシャレにならない。東スポ記者は、地元テレビ局から「あいつ(木村)は有名人なのか?」と逆取材されたと暴露している。(「東京スポーツ」2007年5月22日付)
そして、7?8月にかけては「電波を私物化したといっていいほど大宣伝」(「日刊ゲンダイ」2007年9月13日付)だった。製作したフジテレビはおろか、TBS、テレビ朝日といった他局まで巻き込んで宣伝を行っている。
8月初旬には日本武道館で完成披露試写が大々的に行われた。木村や松たか子、大塚寧々、阿部寛ら主要キャストが長さ50メートルに及ぶ花道「HERO'Sカーペット」を歩いてみせ、八嶋智人らが「自分にとってのヒーローは木村拓哉」などと褒めちぎって盛り上げた。それでいて、肝心の作品の出来はドラマの延長のようなもので、映画館でカネを払って見るほどの出来じゃないという声も出ていた。
テレビ媒体だけではない。「日刊スポーツ」では、「文化・芸能」面をほとんど一面使った全10回の超ロングインタビューを掲載した。「キムタク特集」を企画した雑誌は20誌以上にのぼるといわれる。
そこまで徹底して封切りを迎えたものの、目標としていた「『踊る大捜査線』超え」はおこがましく、その半分しか興収がなかった。
木村拓哉の『HERO』についての裏話は、『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社)に詳しい。
◆リンク記事
中居正広クンのアレで改めて議論が沸騰!
【参考図書】
『ジャニーズスキャンダル調書』(鹿砦社)
『ジャニーズ恋愛相関図』(鹿砦社)
『ジャニーズイミダス』(鹿砦社)
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